定例学習会を開きました 令和元年7月15日
7月の定例学習会が当院若院を講師に開かれました
お勤めをおこなった後に講話が始まりました
間もなくやってくる盂蘭盆会・・お盆とはどういう行事でどのような意味があるのか、真宗門徒においてはどのような気持ちでお盆をむかえるべきなのかを講話された
盂蘭盆会は、新暦の5月15日から8月15日までの3ケ月におこなわれる安居(あんごう:僧侶が一か所に集り修行し教えを聞く)の最終日に、修行を終えた僧侶をねぎらい、供養した事に由来するとお話があった
目連尊者(もくれんそんじゃ)は今は亡き優しかった母親を、餓鬼界から天上界へと救う手だてをお釈迦様にお尋ねした・・・お釈迦様は「わが子だけ、自分だけ との考えを改め、全財産を分け隔てなく施しなさい」とお教えになった、とお話しされ.....私たちは盂蘭盆会をどのような気持ちでむかえるのか?
「わが子だけを可愛がった母親の姿を見ていく」「分け隔てなく 共に、一緒に生きていくとの願いが仏様からかけられている」お教えをいただく機会が盂蘭盆会なのです、とお話がありました
講和の最後に、嘆仏偈と三誓偈の練習をして学習会を終了としました